Column
自部署の業務に役立つ副業の取り組み
当社には、自部署の業務に資する内容であれば、副業を認める制度があります。私はこれを活用して、3ヶ月間、外部企業から業務を受託し、あるプロジェクトのデータ分析に携わりました。私自身、分析そのものに集中できる環境で、未経験の分析手法や分析ツールを活用していく中で、技術的な引き出しが増えました。この経験を現在の業務に還元し、より難易度の高い課題解決に活かしていきたいと思っています。
Interview
データサイエンティストとして
高度な分析手法を駆使し、
現場の意思決定と競争力強化に貢献する
Profile
データサイエンス
武田 玲志
2023年入社
デジタルイノベーション部
DXソリューショングループ
初任スペシャリスト
※取材当時
新卒で銀行のクオンツ職(※)に就き、市場分析に従事。データの背後にある「現場の課題意識」や「意思決定支援」により深く関わりたいと考え、転職を決意した。その後、データサイエンティストの募集のある金融会社に応募する中で、面接官との会話が最も心地よく、新設部署でデータ活用の土壌を自らつくっていける環境に魅力を感じ、入社を決めた。 ※ クオンツ職:高度な数学的知識を活かし、金融市場の分析や金融商品の開発、リスク管理などを行う専門家。
現場のリアルとデータをつなぎ、
組織のデータリテラシーを底上げする
入社以来、データサイエンティスト(DS)として主に、データ分析、データアナリストの育成、新卒DSの採用・育成の3つの業務に携わっています。
データ分析ではまず、各部署のデータアナリストに、業務上の課題意識をヒアリングし、分析案件に落とし込み、2ヶ月〜半年ほどかけて分析を実施。単に結果を出すだけでなく、その後の課題解決への活用まで伴走していきます。また、組織全体の底上げとして、「各部門に1〜2名のデータアナリストを配置」という目標を掲げ、ほぼ達成。新卒DSの採用では、工夫を凝らした夏季採用イベントを実施しつつ、最適な採用手法を模索中です。また、入社後のDXソリューションコースの育成計画も考えています。
DSの醍醐味は、各部署の課題について、データから客観的に言えることと、データからは見えてこない現場のリアルを、各部署のデータアナリストや他のメンバーと一緒に議論する中で戦わせ、新しい知見を得て、さらにそれを活用して業務を改善していくところにあります。当社においてデータ利活用はまだ発展途上ですが、だからこそ自らが旗振り役となり、「分析案件創出」「業務活用」を推進してくことに大きなやりがいを感じています。

難易度の高い「因果推論」を実装し、
営業現場のモチベーション向上に貢献
印象深い案件の一つに、営業施策の効果検証があります。営業施策の導入前後の成果を単純比較することは、その変化が「施策によるもの」か「外部要因によるもの」かの判別が難しいという課題がありました。
そこで私は、営業施策効果を正確に把握するために、営業施策を活用している人と、そうでない人とで、成果に差があるかどうかを、データサイエンティスト(DS)としてのスキル・知識を活用して検証することにしました。具体的には、統計的手法である因果推論を工夫して活用し、できる限り純粋な効果を推定しました。実はこの時、活用した統計的手法は難易度の高い手法でした。そのため私自身、時間をかけて学習し、自らコードを書き、理解した上で実装。その結果、営業施策のポジティブな影響を定量的に証明することができました。「自分たちの取り組みにはこれだけの効果がある」と数値で示せたことは、営業最前線のモチベーション向上にもつながりました。
部署の垣根を超えた大規模案件のチャレンジへ。
データ分析活用を「経営の武器」に
これまでの分析案件では、先ほど例に挙げた「営業施策の効果検証」など、特定の部署の課題解決が中心でしたが、今後は部署を超えた大きな案件にチャレンジしたいと考えています。例えば、「保険契約の保有拡大」などは、多くの部署で協力して案件を進めていく必要があります。そのためにも、まずは目の前の案件で着実に成果を出し、「武田に頼めば、必ず道が開ける」という信頼を社内に広げていきたいです。また、これまで育成してきた各部署のデータアナリストの方々と一緒に、活発な議論を交わすことで、「データ分析により意思決定や行動変容につなげる」という意識を社内に醸成していきたいですね。
私が所属するDXソリューショングループは、常にチャレンジングな取り組みを行っていることもあって、議論が活発でいつも賑やかな雰囲気です。そうした中で、私も日々、自身の成長を実感しています。その個人としての成長を、「データ分析を活用して意思決定を行うことが当たり前の文化」の醸成へとつなげていきたいと考えています。

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自部署の業務に役立つ副業の取り組み
当社には、自部署の業務に資する内容であれば、副業を認める制度があります。私はこれを活用して、3ヶ月間、外部企業から業務を受託し、あるプロジェクトのデータ分析に携わりました。私自身、分析そのものに集中できる環境で、未経験の分析手法や分析ツールを活用していく中で、技術的な引き出しが増えました。この経験を現在の業務に還元し、より難易度の高い課題解決に活かしていきたいと思っています。