SPECIAL
「多様性」を高め、働きやすさと働きがいを創っていく
会社の持続的成長は、社員全員が、イキイキと「自分にしかできない仕事」に挑戦し続ける、その力の集合体によって支えられています。
三井住友海上あいおい生命は、その力を100%発揮してもらうため働く環境の整備を行っています。
三井住友海上あいおい生命は、性別・年齢、国籍などの外面の属性や、ライフスタイル、職歴や価値観など内面の属性にかかわらず、公平性の観点を踏まえながら、互いを尊重し、認め合い、良いところを活かすことで多様な社員が能力を発揮し活躍する会社を目指しています。
※詳細はオフィシャルHP(こちら)をご確認ください。
「リモートワークの活用」「Web会議の活用」「ペーパーレスの徹底」「会議・報告の半減」の4本柱の定着により時間を創出し、創出した時間を、コア業務へのシフトや社員個々の力の強化、ワークライフバランスの改善に活用することで、「組織のレベルアップ」「プライベートの充実」などに取り組んでいます。環境整備も進めており、在宅勤務制度の整備や各種コミュニケーションツールの導入、サテライトオフィスや各職場へのWeb会議ブースの設置などの環境整備を進めています。また、リモートワークの定着に伴い、 フリーアドレスの導入や、クリエイティブな発想が生まれるようドレスコードフリーも開始しています。
育児の段階や事情ごとに多面的な制度を整備しています。そうすることで、個々の事情に合わせて社員を後押しします。
「利用できたはずの制度を見過ごす」ことがないように、育児支援関連制度全体が一目でわかるツールを全社員に開示しています。
産育休から復帰する1ヶ月前に上司と面談し、「職場のサポート体制」「復帰後の働き方」などを話し合う場を設けています。
育児中の社員の私生活面(家事・育児)におけるサポートを目的として、家事代行サービス利用額の補助をします。
※一定の条件を満たす場合に利用できるものもあります。
一般事業主行動計画
◇目標1:仕事と子育てが両立できる環境整備・風土醸成
◇目標2:多様性を尊重し、健康でいきいきと働けるワークライフバランスの推進
◇目標3:子どもや子育てに関する活動の支援、社会貢献活動への積極的な参加を促進
育児休業開始後7ヶ月目以降、所定の月例給の10%が給与支給日に支給されます(12回限度、全域・地域社員のみ)。
※雇用保険法による国からの給付金もあります。育児休業期間に応じた「育児休業給付金」を支給
育児休業終了日の翌日が属する月から、子が満3歳に達する誕生日の前日が属する月まで、毎月10,000円が支給されます。(育児休業を1ヶ月以上取得した全域・地域社員のみ)
女性社員の産育休からの復帰を支援する一連の活動を「ママプク」と名付け、全社的に運動を行っています。
介護休業、介護休暇、介護のための勤務時間特例措置、積立休暇、介護のための私有車通勤など、介護関連制度を整備し、働きやすい環境を整えています。
定形 桜
人事総務部 ダイバーシティ・キャリア支援室 課長代理
2008年入社(中途)/地域社員
産前産後休暇、育児休業取得
産休・育休を合わせて1年6か月ほどお休みをいただきました。当社の人事制度では、出産予定日の前後それぞれ8週間に出産休暇を、出産後、子どもが満1歳に達する誕生日の前日までの期間に、育児休業を取得することができます。また、保育園の入園ができなかった等の事情がある場合には、1年を限度として育児休業期間の延長が可能です。わたし自身、保育園の確保に苦労し、当初の予定より4ヵ月延長しての復帰となりました。育児休業中は、会社に在席しながら子どもの成長を近くで見守ることができるありがたさを感じる一方で、職場から長期間離れていることで、復帰後に求められる役割を果たすことができるのか、また、仕事と育児の両立ができるのだろうか、という不安がありました。復帰までの間、いろいろと想像しては一喜一憂してしまうこともありましたが、職場メンバーからの定期的な情報連携や、人事制度で定められた復帰前の上司面談を通じて、今後の働き方について相談ができたおかげで、安心して復帰することができました。
復帰後は複数ある勤務形態の中から短時間勤務を選択し、月に1回以上は在宅勤務制度も利用しながら、人財育成や会社の企業価値向上に向けた取組みの推進業務に携わっています。仕事と育児の両立は、大変な面もありますが、トータルでは喜びの方が大きく、とても充実した毎日を過ごすことができています。
出産・職場復帰を通じて、個人の事情に配慮した柔軟な人事制度運営がされていることのありがたさを実感しました。そして、何より一緒に仕事をする職場メンバーの理解・サポートのおかげで今の私があると思っています。今後は、限られた時間で一層の成果を出すための働き方を模索しながら、職場に恩返しをしていきたいですね。