それぞれの専門分野を持った
仲間たちとともに、
未来のサービスを創造する。

仕事風景

Profile

全域

小比賀 亮介

2006年入社

デジタルイノベーション部
DI企画・開発グループ長

※取材当時

新卒で三井住友海上火災保険に入社。当時の新人研修で生命保険に触れたことをきっかけに「ルーキーポストチャレンジ制度(当時の呼称)」を利用して生保事業部門に配属。その後、旧あいおい生命との合併等を経ながら、生命保険営業に従事。2021年11月にデジタルイノベーション部に異動し、2022年4月より現職。

周囲を巻き込む力が評価され、
新設のデジタルイノベーション部へ。

入社から約10年間、生保営業推進の仕事をしてきました。販売ツールを制作していた入社4~5年目に、従来冊子で提供していた「ご契約のしおり・約款」をCD-ROM化するプロジェクトに関わりました。多くの関係者を巻き込み実現したCD-ROM化は、省スペースや検索機能の付与など、利便性の向上や紙資源の削減による環境貢献などが評価され、会社からも表彰を受けることができました。
その後約6年半、代理店の生命保険販売をサポートする営業部門に所属した後、多数のメンバーとの協業や、デジタル技術への経験を積んだこのプロジェクトなども評価されたのか、2021年10月に新設された「デジタルイノベーション部」に2021年11月に異動になりました。
デジタルイノベーション部のミッションは、デジタル技術を活用して新たな価値を創造し、お客さまに感動をお届けできる商品やサービスを生み出すこと、そして、ビジネスモデルを変革していくこと、すなわちDXの推進です。
とはいえ、当初、私はその方面に関してはほとんど知識がありませんでした。そのため、5ヶ月間はDXに関する知識を収集することに専念し、2022年4月から組織長に就任。DX推進のリーダーとしてチームを引っ張ることになりました。

仕事風景

それぞれの得意や専門性を活かした
チームづくり。

現在は、保険契約者の認知や理解を深めるため、お客さまサイトのサービス充実、LINEを活用した情報発信と利便性の向上などに取り組んでいます。また、社内業務では、社内にある様々なデータを使ってビジネス課題の解決を目指す「データ分析」や、RPA1、VBA2などを駆使して事務作業を効率化し、社員がお客さまに提供するサービスの品質向上を目指しています。
それぞれの進捗状況はまちまちですが、当然一筋縄ではいきません。特にデータ分析の領域では、前例のない取組みだけに試行錯誤を繰り返しながら進めています。ただ、チーム内にはさまざまな専門分野を持ったスペシャリストがたくさん集まっていますので、専門知識が必要な業務に関しては極力メンバーの意見を尊重・優先し、私は自分の役割である関係部署との折衝や経営への報告、仕事に集中しやすい環境づくりなどに積極的に取り組んでいます。それぞれの得意不得意に応じて役割を分担し、チームを編成していく。そんなことを意識しながら業務に努めています。

※1 RPA:Robotic Process Automationの略(ソフトウェアロボット等を活用した事業・業務プロセス自動化技術の一種)

※2 VBA:Visual Basic for Applicationsの略(ExcelやPowerPointといったMicrosoft Officeのアプリケーションの機能を拡張することができるプログラミング言語のこと)

DXで、保険に加入する人も、
提供する人も豊かにしていきたい。

現在やりがいを感じるのは、チームメンバーの成長を見ることです。先に述べた通り、現場での業務については、チームメンバーに権限を委ねています。一方、マネジメントとして相談にのったり、悩みを聞く機会はしばしば。そんななかで、メンバー自身が試行錯誤しながら困難を乗り越えている姿を見たり、高いモチベーションを持って課題に取り組んでくれている様子を見たり、何より成長した姿を見ることができると、自分のことのように嬉しくなります。
メンバーとの接点で気を付けていることは、メンバーがその業務を「なぜやらなければならないのか」、その背景と目的をきちんと理解できるようにすることです。また、明確なゴールが見えづらい業務だからこそ、「LINEで20万人の登録を目指そう」など、あえて定量的な目標を掲げ、それに向けて一緒に伴走するように心がけています。
DXを駆使したサービスの改革は他の保険会社も積極的に取組みを進めていますし、保険商品そのものも、例えば健康増進によって保険契約者がメリットを享受するような仕組みの商品が注目されています。
時代が変わっても、みなさんに愛される保険会社でありたいですし、そのために、DXを通じて社員が高いモチベーションで新たな価値の創造にチャレンジできる環境作りに貢献していきたいと考えています。

仕事風景

Column

30代で管理職に就くということ

39歳という、社内では比較的若い段階で組織長に就任しました。早いうちから経営論議に関わったり、それに伴い会社が目指している姿を俯瞰して見る機会を得たことは、自身の成長や価値観の変化にもつながっていると思います。
また、若いうちから活躍したいと思うなら、私は自身のキャリアを振り返ってこうアドバイスします。「できるだけ、多くの人と関わること」。多くの人と関わり、チャレンジングで難易度の高い仕事に積極的に取り組み、そこで得た苦労や成果を丸ごと自分の成長の糧に変えることです。先行き不透明感が広がるこんな世相だからこそ、今まで以上にチャレンジして自分のキャリアを磨くことが大切だと思います。
いろんなところに首を突っ込んで経験を積み、人脈を形成することはとても重要なスタンスではないかと考えています。

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    井上 愛理

    2018年入社

    ライフエージェント営業部・
    東京第二LA支社

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    加納 千晶

    2010年入社

    商品部・商品販売支援グループ